2022年12月31日

今年を振り返って

ヒカリです。


もうすぐで2022年も終わりですね。


今年も色んなことがあって、
私にも一年前では考えられないようなことも
あって、時間が加速度的に早く感じられました。

皆さんはどうでしたか?


今日はそんな今年を振り返って、
最も時間が加速度的に早く感じられたことを
猫達が寝てる間に一気に書きたいと思います。



話は大分遡って
お盆時期、ある猫ちゃんと出逢いました。


夕方、日課のアヒル達に餌やりしていた時、
通りすがりのご近所さんから「ダム公園で痩せ
細って怪我してる猫が待っていたよ」と聞き、


このエリアは私が脱退したTNR団体が餌やり
しているはずなんだけど?、、、と気になって
行ってみると、、空の餌皿に濁った水皿も置き
っぱなし。

で、
確かに橋の隅っこで誰かをずっと待ち構えている
様子の痩せ細った猫が居て、私が呼ぶとミーミー
鳴きながらトコトコ小走りで駆け寄ってきました。


陽が傾きかけても、まだ酷暑。


急いでトランクからドライフードを取り出し
与えるも食べなかったので、猫缶に切り替えて
みたところ、よほどお腹が空いていたらしく、
160g入の猫缶をハグハグ2缶食べ尽くすのを
目を凝らして観察していたのだけど、この子、、

前足の片腕は大きくえぐれて出血。
片目は白く両目から流血、口元に鼻と両耳まで
血がべっとりで、肋骨が浮き出て見えるほどの
TNRされていない茶トラの男の子でした。


結局、
この子にエンパシーを感ぜずにいられなくて、
翌日、病院でレボリューションを受け取り、
捕獲の為に公園でこの子に餌を与えていた時。


たまたま餌やり担当の理事長と鉢合わせになり、
あからさまに汚いものを避ける距離感でこの子の
話をし始める理事長に、この子の情報収集の為と
我慢して聞いていたけど、、、

(2月頃から現れ始め当初から怪我をしていて?
近くのお墓にでも寝泊まりしてるのか、この子の
せいで他の猫達が全く現れなくなった?)


実際はこのエリアでTNRされた猫は1匹だけ。

で、餌を置きっぱなしにした結果、増えた野猫は
皆放置。


見たいものだけ見て見たくないものは見ない。

臭い物に蓋をする。

汚いとか病気かも知れない野猫には見て見ぬふり
する人達、気が向いた時だけ餌をやり管理を怠り
いいとこ取りだけの団体の現状。

これじゃあ感染猫も増えていくばかり。

さておき、人馴れしていて遺棄された確率の
高いこの子を検査のため急ぎ病院へ。


で、検査結果を聞き、、、
飼主&里親募集するつもりだったのが即断念。


・猫エイズ
・猫白血病
・カリシウィルス感染症、難治性口内炎、潰瘍
・ヘルペスウィルス感染症
・角膜剥離


皮膚病に薬アレルギーも見つかり前足の怪我の
縫合手術は先送り、他の治療が先だと言われて
リスク承知で17年ぶりにうちの子にすることを
即決。


だけど、、、
獣医から「保護する必要があるんですか?」と
言われたのが、何故かずっと引っかかっていて。


それでも先住猫達のかかりつけ院だったのと、
深く考える余裕もなかったので、獣医師の指示
どおり、この子の治癒力にも願いをかけながら
2ヶ月近く湿潤療法も兼ねて2日ごとに通院。

(後に後悔。)


そうしてる間に、骨が見えるほどの怪我の傷口は
塞がるどころか益々広がっていき、他の治療効果
も見られなかったので獣医に話すと、当初の話と
違って皮膚移植が必要で???かかりつけ院では
これ以上の処置はできないと言われる始末。


でも、皮膚移植だけはどうしても避けたい思いが
あったので、それを機にようやく他院を探し始め
た私。


3箇所目で、やっと
「可哀想ですね。すぐに縫ってあげたいのですが
良いですか?」と言われて思わずびっくり。


(他院でもやはり皮膚移植しかないし、縫合
しても期待できないと洗脳されかけてたので。)


だったので、心の準備のためにも
その日は血液検査と手術日だけ決め、この子と
帰宅。


保護した時には前飼い主によってなのか?すでに
全抜歯されていたので、手術日前日も、いつもの
ウェットパウチと病院専用チュールを与えながら
「すぐに帰れるから縫合手術に去勢手術頑張って
乗りきろうね。」と送り出したのが10月半ば。

(術後は動物病院で11泊しました。)


そして退院の日。

縫合手術した結果、
入院中やはり破れてしまったよう。


今年を振り返って



それでも骨は見えてないし、当初に比べると
だんぜん良い感じ!


後は傷口を舐めたり引っ掻いたりしないように
服を着せ、カラーも装着。


ワセリンを1日数回塗り、2週間の様子見。


同時進行で、インターフェロン(風邪治療)に
インターベリーとデンタルバイオ(口内炎)、
IDU(ヘルペスウィルス用目薬)、免疫力を
高めるサプレットプロ、アンチノール、エネアラ
も続行。


Wキャリア持ちなので、破れたり回復の兆しが
見られなければ再度縫合するはずでした。


もちろん先住猫達もいるので可哀想だけど
感染防止の為にも別部屋での隔離生活です。


そんな感じで、気がつくと4ヶ月が経過。



今年を振り返って
8月、保護翌日。体重4,3㎏。



今年を振り返って
9月。体重4,7㎏。



今年を振り返って
10月、退院後も食欲旺盛。体重4,9㎏。



今年を振り返って
11月、体重5,05㎏。
片目が見えなくても不自由はなさそうです。



今年を振り返って


さらに11月下旬、
なんと、皮膚移植に再縫合なしで
傷口が見事に閉じました!!体重5,3㎏。

この子の治癒力と出会えた神獣医に大感謝!

(会計時、入院費も半額になっていて
傷が閉じるまでの期間の塗り薬もタダでした。)




今年を振り返って

ハードルの高かった入浴の許可も出て、
31日の今日が保護後はじめての入浴日。
体重5,6㎏。


今年を振り返って

スッキリした様子です。



今年を振り返って

先住猫達も、これを機に他院へ転院。
感染することなく元気に過ごしてます😊

(エリザベスカラーは付けてみただけ。)


ということで
今年最後の記事も猫事になりましたが、
2023年、皆さまと動物さまにとっても
幸多き年となりますように。

今年もありがとうございました。
来年もどうぞ宜しくお願いします。



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Posted by ヒーリング&カウンセリングRoom アルケミー at 23:58